最初に
まずはじめに、あなたは日頃の学習がもっと効率的になればいいのに!あるいは効率的な勉強法はないかな?と思ったことはありませんか?おそらく、ほぼ全ての学習者が思ったことがあると思います。
そこで、今回は学習方法が上がる方法を7つ伝えようと思います。最初に皆さんがすでに知っている可能性が高いもの、後半につれて皆さんが知らない、または見落としている可能性が高いものを紹介しますのでぜひ今後の学習に活かしていただけたら幸いです!
ポモドーロテクニック
おそらく、こちらの方法は勉強法について詳しくないという方でも知っていたりするのではないでしょうか。この方法は、25分勉強、5分休憩を1サイクルとしてこれを繰り返すという勉強法です。
知ってるよ!という方もどうか飛ばさずに最後までお読みください。この勉強法でよく陥りがちな落とし穴が一つあるのです。
こちらの勉強法のメリットは、高頻度で休憩を挟むことができるという点にあります。休憩の大事さを説明するために一つ例を出しましょう。
百日で合計100km走らなければならないとします。そしてあなたには2つ選択肢があります。
1:100kmを一気に走り切る 2:毎日1kmずつにわけて走る
どちらの方が肉体的に楽だと思いますか?(精神的な楽さは人によるので考えなくて大丈夫です)
もちろん2の1kmずつに分けて走るですよね。実は勉強においても同じで、何時間も勉強すると脳は疲労します。その疲労を高頻度で回復させることができるこの方法は勉強を楽にしてくれる非常に良い勉強法と言えるでしょう。
それに、疲れながら勉強しても頭に入りませんしね。勉強時間と休憩時間の数値をいじってしまってもOKです!個人的お勧めは勉強時間を5分増やすごとに休憩時間を1分増やすことです。例えば50分勉強、10分休憩とかです!
さて皆さん、お待たせしました。この勉強法で陥りがちな落とし穴を紹介します。皆さん、休憩時間中に他の作業、特にスマホをいじったりしたりしていませんか?これ、絶対にやってはいけません!
わかりやすくするためにスマホに絞って言うとあれは大量の情報を、操作する人に与える道具です。そんなものを操作してしまったら余計に脳が疲れます。勉強に戻りづらくなるし。スマホは勉強が終わったらやりましょう。その方がなんだかんだ言って勉強効率も上がるしスマホをいじれる時間も増えると思います!
あ、ただし運動は良いとされているらしいのでやってみても良いかもしれません!
インプットとアウトプットの比率を7:3くらいにする
ひょっとしたらこれも聞いたことあるよという方いるかもしれません。
コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士によると、最も効率的に学習ができていたグループのインプットとアウトプットの割合が7:3であったそうです。
実際、私はこの方法を取り入れて例えばワークを3回やる時、最初にやる時は答えを見ながら、次からは自分で解くと言うやりかたをしていますが、非常に記憶に残り学習効率が上がったのでお勧めです!
反復学習
あなたは例えば1週間で10時間だけ勉強することが許されているとしたら、どのように配分をしますか?
私なら綺麗に7等分します。なぜか。一度にたくさんのことを詰め込んだところで複数日に分けて復習しなければ覚えることなど不可能だからです。
勉強において、復習は超重要事項です。それも、何日にもかけて復習をしなければ物事は覚えられません。
エビングハウスの忘却曲線を知っていますか?知っている方、多いと思います。最初の勉強から24時間以内に、次は1週間後に、そして1ヶ月後に復習をするというものなのですが、これをすることで一回の復習あたりにかかる時間が減少し、結果学習効率アップにつながるというものです。
個人的お勧めはこれに3日後、2週間後を入れたものです。本当に復習は大事です。新しいことを勉強する前に前に習ったことを学習する癖をつけてみてください。得られる結果が断然良くなります。
適切な環境下で勉強する
適切な環境ってなんじゃい!とそこのあなた。一つひとつ解説していきます。
まずは気温。夏のとても暑い中、あるいは冬の酷寒の中勉強してませんか?そのような劣悪な条件の中勉強をしていたら当然勉強効率は下がります。素直にエアコンを使いましょう。
次に机の上です。勉強道具以外のもの、特にスマホやゲームが置いてあったりしませんか?勉強中に別のものが置いてあると、それらに気が散ってしまい、擬似的なマルチタスク状態になります。人間の脳はマルチタスクができるようにはできていません。お勧めは勉強が終わるまで別のものは部屋の外に出しておくことです。特にスマホ、ゲームは絶対に出してください。
そして騒音がない環境で勉強するということも大切です。これも先ほどと同じように、脳に音を聞きながら勉強するというマルチタスクを与えてしまいます。できれば周りの人には静かにしてもらうようにし、無理なら耳栓を買いましょう。
基礎を大事に
俺、私は大丈夫だとスキップした方もお読みください。これはある程度勉強を進めた人が陥りがちな落とし穴となっています。
そもそも基礎とは何か。例えば英語だったらbe動詞等、数学だったら一次方程式、さらに言えば算数などです。
これらの基礎は簡単だと思われているため、見落とし、パパッと片付け、応用に進んでしまう人が非常に多いです。
しかし、それでは必ずどこかでつまずきます。悪いことは言いません。人より勉強ができない方、一学年下の問題、さらに言うと例えば中学生の方なら小学校の問題から見直してみてはいかがでしょうか。
恥ずかしいよ!とそこのあなた。今恥ずかしながらも基礎を勉強して目標に近づくのと、応用ばかりやって目標から遠ざかるのはどちらが良いですか?もちろん目標に近づく方ですよね。
普通の模試で偏差値が60ない方は全員基礎からやった方がいいと思います。応用はそれからでも大丈夫です。
適切な時間寝る
勉強法なのに睡眠?と思われた方もいると思います。しかし、睡眠は勉強において超重要な要素です。
徹夜した次の日、一日がうまく行ったことってありますか?まあほぼないですよね。
ちゃんと寝ましょう。具体的には最低6時間以上。勉強時間が多いより適切な時間寝れていることの方が大事です。
定期的に水を飲む
え?水?と思った方いるかもしれません。脳は水が不足すると機能が低下するのです。夏にあまり水を飲まないとぼーっとしてきますよね。あれを思い浮かべていただければわかりやすいと思います。
そのため、例えば先ほどのポモドーロテクニックであれば休憩中に水を少し飲むなど、脳を水不足にさせないようにすることが大切です!
最後に
今回の勉強法は個別で試していくものではなく、同時にやっていくことでより効果が得やすいものとなっております。
今まで勉強したけどなかなか成果が出なかったという方はぜひお試しください。きっと勉強がよりできるようになります。